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第20回ゴーヤ雑学講座

皆さんこんにちは!

中山有志、更新担当の中西です。

 

 

~変わり続ける農と、変わらない誇り ~

 

前回は、古代〜江戸時代まで「農家が日本の暮らしを支えてきた歴史」をたどりました。
今回は、明治以降の近代化から現代まで、農家がどう変化し、どんな課題と向き合い、どんな未来へ向かっているのかをまとめます


1. 明治:農家は“近代国家の土台”として再編される ️

明治維新で社会が大きく変わり、農家の暮らしにも改革が押し寄せます。
その代表が地租改正です

  • 年貢(米)ではなく、お金で税を納める

  • 土地の所有が明確化される

  • 地価が決められ、税額が固定される

これにより、農家は「米を納める」から「現金を稼いで税を払う」へと変わっていきます。
現金収入を得るために、商品作物(茶・桑・綿など)を増やす地域も出てきました

ただし、天候不順や不作があると現金が不足し、生活が一気に苦しくなる…。
ここで借金を背負う農家も多く、農村は決して安定したわけではありません


2. 大正〜昭和前期:農村の苦しさと“支え合い”の強さ ️

戦前の農村は、景気の波に大きく左右されました。
不作、米価の変動、世界恐慌…農家は厳しい局面を何度も経験します。

そんな中で力になったのが、地域の助け合い文化や共同作業です️✨

  • 田植え・稲刈りの手伝い

  • 共有の水路管理

  • 祭りでの結束

  • 共同購入・共同出荷の動き

現代の農協(JA)につながる考え方も、こうした流れの中で育っていきました。


3. 戦後:食糧難と農地改革 〜農家の立場が大きく変わる〜 ⚡

第二次世界大戦後、日本は深刻な食糧難に見舞われます。
このとき、農家は国民の命を支える存在として改めて注目されました。

そして大きな転機が農地改革です

  • 地主の土地が買い上げられ

  • 小作農が土地を持つ自作農へ

「自分の土地を耕す」農家が増え、農村の構造が大きく変わりました。
この改革は、農家にとって“誇り”と“安定”をもたらした側面もあります


4. 高度経済成長:機械化と兼業化が進む

1950〜70年代の高度経済成長期、農家は大きな変化に直面します。

① 機械化の波 ⚙️

  • 手作業中心 → トラクター・田植え機・コンバインへ

  • 労働時間が短縮

  • 生産性が上がる

農業は“体力勝負”から“機械と技術”へと進化しました✨

② 兼業農家の増加 ‍➡️

都市部の工場や会社で働きながら、農業も続けるスタイルが増えます。
これは悪いことだけではなく、安定収入を得て農地を守る役割もありました。

ただ、担い手不足の芽もこの頃から少しずつ出てきます…


5. 平成〜令和:農家は“多様化”の時代へ

現代の農家は、昔のイメージよりずっと多様です。

  • 大規模化して効率的に生産する農家

  • 少量多品目で直売する農家

  • 有機・自然栽培に取り組む農家

  • 観光農園や体験型農業を行う農家️

  • ECやSNSでファンを増やす農家✨

  • 6次産業化(加工・販売まで)に挑む農家

「作るだけ」ではなく、
届け方・魅せ方・価値の伝え方まで含めて農業になったのです


6. 現代の課題:担い手不足と気候変動 ⚠️

歴史が続く一方で、現代の農家には大きな課題もあります。

  • 高齢化で後継者が少ない

  • 農地の維持が難しい

  • 異常気象で収量が不安定️

  • 燃料・肥料コストの上昇

  • 流通や価格の変動

ただ、それでも農家は「変化に適応する力」を持っています。
歴史を振り返ると、農家は常に自然と社会の変化を乗り越えてきた存在です


7. 未来へ:農家は“地域の希望”になれる ️

これからの農家は、単に食料を作るだけでなく…

  • 地域の景観を守る

  • 土地や水を守る

  • 子どもたちに食育を伝える

  • 地域経済を支える

  • 災害時の食の備えになる

そうした“社会的役割”がさらに大きくなっていきます。

そして技術も進化します✨

  • スマート農業(ドローン・センサー・AI)

  • 自動運転機械

  • データで栽培を最適化

  • 省力化と品質向上

農家は、伝統と最先端が同居する仕事になっていくはずです


農家の歴史は「変わり続ける力」の歴史 ✨

明治以降の農家は、
✅ 現金経済への移行
✅ 戦後の食糧難と農地改革
✅ 機械化と兼業化
✅ 多様化とブランド化
✅ 気候変動や担い手不足への対応
こうした変化を何度も乗り越えてきました。

それでも変わらないのは、
「人の命を支える仕事」という誇りです