-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
皆さんこんにちは!
中山有志、更新担当の中西です。
さて今回は
「農家さんって、夏は毎日めちゃくちゃ大変なんじゃないですか?」
とよく聞かれます。
はい、正直に言うと…
暑いです。めちゃくちゃ暑いです😂☀️
でもそのぶん、
朝日に照らされる緑のカーテンの美しさ
ツヤツヤしたゴーヤを収穫するときの嬉しさ
「おいしかったよ!」というお客様の声
があるからこそ、
「また来年も頑張ろう」と思える仕事でもあります✨
今日は、
**ゴーヤ農家の“とある夏の一日”**と
この仕事のやりがい・しんどさ・面白さを
少し本音まじりでお伝えしてみます🌿
真夏のゴーヤ畑は、
日が高くなると一気に 熱気の塊 になります🔥
なので、
早朝の涼しいうちに
収穫と見回りをできるだけ進める
これが夏の鉄則です。
畑に着くと、まずはゴーヤの“顔色”をチェック👀
葉の色は濃く、元気があるか
ツルが倒れたり、絡まりすぎていないか
実のつき方に偏りがないか
害虫や病気の兆候がないか
ざっと全体を見ながら、
「今日はこの列から収穫しよう」
「ここの株は少し疲れてそうだから、あとで水と追肥をしよう」
と、その日の段取りを頭の中で組み立てていきます🧠
ゴーヤの収穫は、
ハサミ片手に
一本一本の色と大きさを確認しながら
手早く、丁寧に
進めていきます✂️
「全部一気に取っちゃえば早いのに」と思うかもしれませんが、
小さすぎる実は、もう少し太らせたい
黄色味が出てきた実は、完熟に近く出荷には向かない
など、収穫適期を見極める必要があります。
慣れてくると、
ゴーヤを手に取ったときの👇
重さ
表面のゴツゴツ感
皮のハリ
で、
「これはいい出来だな」
「これは家庭用向きかな」
と、自然に判断できるようになってきます。
この感覚は、
**何年も畑に出ているうちに身についていく“農家の勘”**です😊
収穫したゴーヤは、
そのまま市場や直売所へ送るわけではありません。
サイズ
形
色つや
を見ながら、
規格ごとに分けていきます。
形が整っていて、長さ・太さが揃っているもの → 店頭向けの“顔”になるゴーヤ✨
少し曲がっていたり、太さにバラつきがあるもの → 家庭用・加工用
など、
それぞれに合った行き先を決めていく作業です。
箱詰めのときには👇
重ねすぎて潰れないように
輸送中に傷がつかないように
見た目が美しく見えるように並べる
という“見せ方の工夫”も欠かせません👀
「青果物は、箱を開けた瞬間の印象がとても大事」
そう教えてくれたのは、市場の担当の方でした。
それ以来、「開けた瞬間に気持ちがいい箱」を目指して詰めるようにしています😄
日差しがきつくなる時間帯は、
ハウス内の点検
水やり(自動灌水の調整)
出荷伝票の記入・発送手続き
など、体力を使いすぎない作業にシフトします。
トラックや集荷場にゴーヤを届け、
「今日はいいゴーヤが揃ってますね」
「この前のロット、評判よかったですよ」
なんて言葉をもらえると、
朝の疲れも少し吹き飛びます🚚✨
夏場の農作業は、
こまめな水分・塩分補給
しっかりした食事
暑さから身体を休める時間
が本当に大事です。
お昼ごはんのおかずに
ゴーヤチャンプルー
ゴーヤの天ぷら
ゴーヤの浅漬け
が並ぶことも多く、
「自分の育てた野菜を自分で食べる」という
ささやかな幸せを感じる時間でもあります😊🍴
午後は、
ツルの絡まりを直す
伸びすぎた部分を軽く剪定
株元の雑草を取る
必要に応じて追肥
など、**「今後も安定して収穫していくための作業」**が中心です。
雑草をそのままにしておくと👇
栄養や水を奪われる
害虫や病気の原因になる
ので、
夏場の草取りはゴーヤ農家にとって “終わらない戦い” でもあります😂
でも、
除草後にスッと整った畝を見ると、
それだけで気持ちが少しスッキリします✨
日が少し傾いて過ごしやすくなってきたら、
その日の収穫量
販売先ごとの出荷数
天候・気温・株の状態
などをノートやタブレットに記録していきます。
この記録があることで👇
「今年は梅雨明け後の実つきが良かった/悪かった」
「この品種は高温に強い/弱い」
「追肥のタイミングと収量の関係」
といったことが、翌年以降の栽培に活かせるようになります🌈
「農業は、毎年がテストであり、全部が次へのヒント」
そんな感覚で、記録を続けています✏️
もちろん、良いことばかりではありません。
猛暑の中での作業は本当にきつい😵💫
台風や豪雨で、ネットや支柱が倒されることも
相場が安くなると、頑張っても収入に結びつかない時期もある
「せっかくいい出来だったのに、天候と価格に振り回される」
そんな悔しい思いをすることも、少なくありません。
でも、
畑一面のゴーヤの緑
手にずっしりと重みのある、良い実を収穫できたとき
「ここのゴーヤじゃないとダメなんです」と言ってくださるお客様
そういう瞬間が積み重なると、
「やっぱり、この仕事が好きなんだよなぁ」
という気持ちが、また戻ってきます😊
子どもの頃、
夏休みに食べたゴーヤチャンプルー
おばあちゃん家の緑のカーテン
祭りの日に出たゴーヤ天ぷら
そんな“夏の記憶”に、
ゴーヤが登場している方もいるかもしれません。
農家としてうれしいのは、
自分が育てたゴーヤが、
誰かの「夏の思い出」の一部になっているかもしれない
そう思えることです😊
「おじいちゃんがゴーヤ好きで、毎年送ってるんです」
「子どもに、苦いけど体にいいんだって教えています」
「夏になると、ここからゴーヤを買わないと落ち着かなくて」
そんな言葉は、
暑さも疲れも、全部チャラにしてくれるほどの力があります🌈
ゴーヤはまだまだ、
「苦い野菜」
「沖縄料理のイメージ」
という枠にとどまっています。
でも、農家としては
サラダ向けのマイルドなゴーヤ
スムージーやジュースへの活用🥤
お菓子やパンとのコラボ
など、もっと日常のいろんな場面でゴーヤを楽しんでもらいたい
という思いもあります。
新しい品種へのチャレンジ
飲食店さんとのコラボメニュー
SNSやレシピ発信での情報発信
など、畑の外での仕事も少しずつ増やしながら、
「ゴーヤって意外といけるじゃん!」と思ってもらえるきっかけづくりをしていきたいです😊
早朝の涼しい時間から、収穫・選別・出荷
日中はツルや株の管理、草取り、追肥
夕方は記録と翌日の準備
暑さ・天候・相場に振り回される大変さもある
それでも、
畑一面の緑
手に伝わるゴーヤのずっしりした重さ
食べてくれた人の「おいしかったよ!」の一言
それらが全部つながって、
「今年もこの夏を、ゴーヤと一緒に駆け抜けてよかった」
そんな気持ちになります😊
もしよかったら、
今年の夏、あなたの食卓にも
一皿のゴーヤ料理を加えてみてください。
その一皿の向こう側には、
朝早くから畑に出て、
ツルと土と向き合っているゴーヤ農家の一日があります🌿
そしていつか、
あなたの「夏の思い出」の中にも、
ゴーヤがそっと登場してくれたら──
農家として、これ以上の喜びはありません🍀✨

皆さんこんにちは!
中山有志、更新担当の中西です。
さて今回は
夏になると、スーパーや直売所に並び始めるゴーヤ。
「ゴーヤチャンプルーのイメージしかない」「苦くてちょっと苦手…😅」
そんな声もよく聞きます。
でも、畑で毎日ゴーヤと向き合っている農家としては
「ゴーヤって、実はめちゃくちゃ奥が深くて優秀なやつなんですよ!」
と声を大にして伝えたいんです💪✨
今日は、
ゴーヤ農家の一年の流れと
おいしい&育てやすいゴーヤを届けるためのこだわりを、
できるだけ分かりやすくお話ししてみます🌿
ゴーヤは、沖縄や九州のイメージが強いかもしれませんが、
今では本州各地でも栽培されている夏野菜です。
強い日差しにも負けない💪
病気にも比較的強い
緑のカーテンとしても人気
という特徴から、
家庭菜園でも人気者になりつつあります。
でも、ただ「放っておけば勝手に生る」わけではなく、
たくさん実をつけて、味も良くしていくには
やっぱり日々の気遣いが必要なんです👀✨
地域にもよりますが、だいたいこんな流れで一年が進みます👇
2〜3月:土づくり・育苗準備
4〜5月:定植(苗植え)🌱
6〜9月:収穫のピーク!🥒
10月:片付け・次作へ向けた圃場(ほじょう)管理
「夏の野菜だから、夏だけ忙しいんでしょ?」とよく言われますが、
実際には 寒いうちから準備が始まっている んです😄
ゴーヤはツル性の植物で、根もしっかり広がります。
だからこそ、
「根っこがのびのびできる、ふかふかの土」
が大事です🌱
水はけが良い
でも、すぐカラカラにならない程度に水持ちもある
根を邪魔する大きな石・ガチガチの層が少ない
土づくりでは、
堆肥を入れて土の“ふかふか感”をアップ
元肥(もとごえ)を入れて、成長のスタートダッシュをサポート
深く耕して、ツルの成長シーズンに備える
などの作業を行います💪
「ゴーヤは強いから、肥料も適当でいいんでしょ?」なんて声もありますが、
強いからこそ、しっかり育てると“実つき”が全然違うんです😆
ゴーヤは
種から育てる場合
育苗業者さんの苗を購入する場合
大きくこの2パターンがあります。
ゴーヤの種は固い殻に包まれているため、
先端を少し削る
一晩水に浸す
など、“発芽しやすくする工夫”をすることもあります✨
発芽したあとは、
日光をしっかり当てる
苗が徒長(ひょろひょろ)しないように管理
本葉が出てきたタイミングで、ポットを大きくする
など、がっしりした苗に育てることを意識します。
ゴーヤは寒さが大の苦手🥶
「まだ朝晩が冷えるなぁ」という時期に急いで植えてしまうと、
成長が止まる
弱って病気にかかりやすくなる
などのリスクがあります。
地温がしっかり上がってきた頃
遅霜の心配がほぼなくなった頃
を見計らって、いよいよ定植!
植えつけのときは👇
根鉢を崩しすぎないように
深植えしすぎないように
植えたあとたっぷり灌水(水やり)
このスタートダッシュをうまく決めることで、
その後のツルの伸び方が全然変わってきます😄
ゴーヤと言えば、ネットに絡みながらぐんぐん伸びるツル。
農家にとっても、この「ツル」との付き合い方が重要です。
ツルが絡みやすい目合いのネットを使う
風でバタバタしないようにピンと張る
支柱やハウスの骨組みとしっかり固定
「まあこのくらいでいいか」とゆるく張ると、
後でツルと実の重さでたるんだり、倒れたりしてしまいます💦
だからこそ、
「まだツルが何もない」早い段階で、しっかり準備しておくことが大切なんです✨
ゴーヤは暑さに強いとはいえ、
実をどんどんつけるためには 水と養分 が欠かせません。
真夏のカンカン照りの日は、朝か夕方の涼しい時間に
表面だけ濡らす“ちょい水やり”ではなく、根まで届くようにたっぷりと
ハウス栽培の場合は、根腐れしないように排水もチェック
ツルが伸び始めた頃
花が次々と咲き始めた頃
収穫が続いて、株が疲れてきた頃
このあたりで、様子を見ながら追肥します。
肥料が足りないと👇
実が小さい
色が薄い
ツルばかり伸びて実がつかない
逆に、肥料過多だと👇
葉ばかり茂って“暴れツル”になる
味が落ちる
など、“やりすぎも不足もダメ”な世界です😅
ゴーヤの葉とツルと花の様子を見ながら、
「今はもう一押し栄養が欲しいかな?」
「ちょっと元気が良すぎるから、抑え気味にしよう」
と、まるで会話しているような気持ちで管理しています🌿
ゴーヤの花は、黄色くてとてもかわいらしいんです。
小さな雄花がたくさん
所々に雌花(実になる)がつく
ミツバチなどの虫たちが飛び回り、
自然に受粉が進んでいきます🐝
品種や栽培条件によっては、
人の手で軽く受粉を助ける場合
もありますが、基本的には自然の力にお任せすることも多いです。
花が咲き始めると、
農家としての目線も
「ツルの伸び具合」から「実の付き方」へ
少しずつシフトしていきます👀
ゴーヤの収穫で大事なのは、
「どのタイミングで取るか」 ということ。
早すぎる → 細くて苦みがキツいことも
遅すぎる → 種周りが赤くなり始め、実が黄色っぽくなってしまう
全体の色がしっかり濃い緑か
大きさ・太さが、その品種の目安に近いか
イボ(表面のゴツゴツ)がしっかりしているか
一つひとつ実を手に取り、
「これは今日がベスト」
と判断したものから順に収穫していきます✂️
朝の涼しい時間に収穫したゴーヤは、
実がシャキッとしている
鮮度が長持ちする
ので、そのまま選別・箱詰めして市場へ、
あるいは直売所へと旅立っていきます🚚✨
「ゴーヤ=苦い」が当たり前ですが、
その“苦み”との付き合い方次第で、
好きにもなれるし、苦手なままにもなってしまいます。
薄切りにして、軽く塩もみ+サッと湯通し
ワタをしっかり取る(苦みの強い部分)
卵や豚肉、チーズなど、コクのある食材と組み合わせる
こうするだけで、
「最初に想像していたより全然食べやすい!」
と驚かれる方が多いです😆
完熟させたゴーヤの中の赤いゼリー状の部分は、
実はほんのり甘かったりします。
(ただし食べすぎはNGなので、“味見程度”がおすすめです👅)
※出荷用のゴーヤは、そこまで完熟させる前に収穫します。
ゴーヤは、暑さに強く、夏にぴったりの頼れる野菜
土づくり・苗・ツル・水・肥料・花・収穫…一年を通して手をかけている
収穫のタイミング一つで、味や食感が大きく変わる
下ごしらえや組み合わせ次第で、“苦み”はおいしさに変わる
もしスーパーでゴーヤを見かけたら、
ちょっとだけ農家の畑のことを思い出してもらえたら嬉しいです😊
そして、
今年の夏はぜひ、
「ゴーヤ=苦いだけ」から一歩進んで
いろいろな料理に挑戦してみてください🍳✨
ゴーヤのさわやかな苦みが、
きっとあなたの夏バテ気味の身体を、そっと応援してくれますよ🌈
